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44階建てのタワーは、JRが建設する“西口駅ビル”など2棟のビルと歩行者通路で連絡する(横浜市のニュースリリースより)※クリックで拡大

横浜駅西口の「きた西口」に近い鶴屋町1丁目と2丁目に建設予定の地上44階・地下2階建ての再開発ビルについて、再開発の主体となる「横浜駅きた西口鶴屋地区市街地再開発組合」の設立が認可されたと横浜市が今月(2017年10月)25日に発表しました。2022年3月までに建築工事を完了させる計画です。

この再開発計画「横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業」では、国家戦略特区として認められ、住宅容積率の緩和が行われたことにより、高さ約180メートルという横浜駅周辺では最大級の高さが認められた“タワーマンション”を建設。

計画のイメージ図、これまでの経過と予定(横浜市のニュースリリースより)※クリックで拡大

グローバル企業の誘致に貢献するため、として海外からの居住者に向けた180メートルの眺望を活かしたラウンジ「グローバルスカイコモンズ」の設置や、多言語で対応できる生活環境を整備するなど“国家戦略住宅”とする計画。下・中層階には商業施設やホテルも設けられます。

この44階建てタワーは、JR東日本が「横浜シァル」などの跡地に建設を進める地上29階・地下3階建ての“西口駅ビル”と、もっとも東神奈川駅寄りに建設する地上9階・地下1階建てで駐車場やホテルなどから成る「鶴屋町棟」との間に建てられ、3つの建物は歩行者デッキで駅西口と結ばれる予定です。

【関連記事】

<横浜駅きた西口>鶴屋町側のJR再開発ビル、駐車場に加えホテルや商業施設も追加(2017年10月24日)

ホテル計画続々の横浜駅西口、国際ホテルも「ノットヨコハマ」として12月から刷新(2017年10月17日、西口エリアではホテル建設が相次いでいる)

【参考リンク】

横浜駅きた西口鶴屋地区市街地再開発組合の設立を認可(2017年10月25日、横浜市都市整備局)

横浜駅きた西口鶴屋地区で全国初!住宅容積率の緩和を活用した国家戦略住宅整備事業(2016年8月31日、横浜市都市整備局)